[詩集] 眼醒時計

呼吸する事が幸せだなんて言えない

歩けるだけで幸せだなんて言えない


いつからか時計の電池を外したボクは

今どれだけの時間が過ぎたのかも知らない


キラキラした瞬間を生きる人混みん中

ボクは誰にも見れません 気づけません



ゴメンね、今日も忙しい一日で。

よかったね、早く時間が過ぎて。

困ったね、今週末も会えそうにない。

「判ったよ」って電話を切り投げ捨てた



病んでるとか言われちゃえばソレだけだし

もっとラクに行こうよとかソレももうやってる


24時間絶え間なく走る環状線が

ボクを笑顔で呼んでくれているいつでもおいで



ゴメンね、少しヤな想いするケド。

大丈夫、直ぐに笑える日が来るよ。

困ったね、最後の最期までさ

色んな人に迷惑掛けたね。



笑っているよ

楽しかった

そのままでいい

汚されたくない



ゴメンね、この世界で生きるには

一緒にしなきゃ、そうダメだった

今更、時計を動かしても

錆びた電池じゃもう動かないね