[追悼] ナガサキ原爆の日

本日8月9日午前11時02分を以て、

故郷である長崎の原爆投下から71年が経ちました。





昨年の戦後70年の際に発表させて頂いた、

"悔悛ノ祕蹟"という3つの楽曲を通し

微力ながら少しでも多くの方々に

語り継ぐ事が出来ているならばと願うばかりです。


上記の写真は物語の舞台にも出てくる、

山王神社の一本柱鳥居です。


先日6日の広島、今日9日の長崎

この世からヒトの手で神を失くした日です。



私達は誰もが嫌な事を出来る限り憶えていたくはありません。


例えば買い物で店員が素っ気なかったという極々小さなモノや、

想い出すだけで気が狂ってしまう程のトラウマの様な大きなモノ。


ソレはきっと其々の価値観で大小が決まるモノだと思います。

忘れてしまうモノもあれば堪えず自身を苦しめるモノもあります。


その中で、決して忘れてはならない事があります。

ヒトは大切な事さえも忘れてしまう生き物であり、

同じ過ち、つまり嫌な事を繰り返してしまう事です。


誰の正義でもありません。

私達が私達を護るために、

例え眼を塞いでしまう様な事であっても忘れてはならない事もあります。



私達が産まれるずっと前から、

ヒトがヒトを殺める歴史の数々が繰り広げられてきました。

そして今も尚、その哀しい歴史は続いています。


私達に出来る事は"NO"という言葉で自身を護る事ではありません。

自分自身、ソレは私達の身の回りの大切な者たち総てを意味する事で、

少しでも互いを受け入れる余裕を持つ事、

許容できない事は素直に伝える事、

そして最後は慎重に物事を見極め、行動する事だと思います。



いつまで"戦後"という言葉が続いていくのでしょうか。

私はまだこの言葉が続く限り、戦争は終わっていないと考えています。


ですが犠牲になった貴い命たちにはこう叫びたいです。

私達は今も尚、共に生き、共に平和の祈りを捧げていると。



どうか、安らかに。



2016年8月9日


蓮井友人